ロボットの作り方(11)どんなロボットを作るか

今回のシリーズでは基本的な人型ロボットを作ることで進めていますが、普通はまずはじめに、どんなロボットを作るのかを考えるところから始めることになります。

私が作品を作る時は、初めから頭の中に完成形がイメージできていることが多いのですが、ぼんやりとしたイメージで作り始めて組み立てながらどう仕上げるのか考える場合もあります。
あーでもないこーでもないと考えながら作っていると、自分で思ってもいなかった形が思いついたりしていいこともありますが、中途半端な仕上がりになってしまったり、途中で投げ出したくなったり・・・なんてことも。

細かい部分まで初めから考える必要はないですが、やはりある程度の全体イメージは考えてから作り始める方がいいと思います。

■設定を考える

まずは何をするためのロボットなのかを考えます。悪者と戦うためのロボットなのか、逆に正義の味方と戦う悪のロボットなのか、それとも何かの作業をするためのロボットなのか。いろんな設定が考えられます。

それが決まったらもう少し細かい設定も考えましょう。
・移動方法は?歩くことはできるのか、空を飛べるのか?
・戦うロボットなら、どんな武器を使うのか、どういう場所で戦うのが得意なのか?
・作業用のロボットなら、どこでどんな作業をするのか?

そうするとその為にはどんなスタイルになるのかがおおまかに見えてきますので、そこからさらに、頭はあるのか、腕の形は、脚は何本・・・と言う風に、どんどん設定を考えていきます。
うまく思いつかなかったら、アニメやゲームなどに登場するロボットを参考にするのもいいでしょう。

ここで作りたい形をレゴのパーツに置き換えて考えておくのもいいです。あのパーツをこういう風に使ったらイメージしている形を作れるんじゃないだろうか・・・って感じです。

■色を考える

ある程度設定も考えて作りたいロボットの形が決まってきたら、今度はどんな色にするか考えます。場合によっては先に色を決めてから、どんなロボットを作るのかを決めることもあります。

持っているパーツの量や種類によって、作りたいものを組めるかどうかが決まってしまうので、自分の持っているパーツを普段から把握しておくことも重要です。

レゴブロックにはいろんな色がありますが、形によっては存在しなかったり、ほとんど流通していなかったりします。でも一番大事なのは自分の用意できる範囲のパーツでどれだけ工夫して作るかってこと。
必要なパーツがないから違う組み方をしてみたら、初めに考えていたよりももっと良くできたなんてのは、今までに何度もありました。

逆に、どうしてもこのパーツのこの色が必要なんて場合は、パーツショップで買うなどして入手することもあります。それは作品をいいものに仕上げたいからです。
私はいつでも、自分が納得できるまで色にも形にもこだわって作ります。制作の時間はかかってしまいますが、レゴを作るのが上手になりたいと思っているなら、一つ一つの作品をしっかりと作り続けることが大事です。

■特徴を考える

ちょっと話しがそれてしまいましたね。
さて、作りたいロボットのイメージもできあがって色も決まりました。もう作り始めてもいいのですが、最後にもう一つ考えておきます。

例えば普通に人型ロボットで武器を持っていて・・・と言うだけでは、毎回同じような作品になってしまいがちです。設定として同じシリーズのロボットを、と言うのであれば別ですが、見た目も組み方も同じようなものよりは、毎回どこかが違うものにチャレンジしてみるのも楽しいと思います。

そこでロボットに個性を与えてやります。腕が太い、脚が長い、武器が極端に大きい・・・などなど、何でもいいのですが、このロボットはこれ!と言う特徴が一つでもあると、作るのも楽しくなりますし、見た目にも違いが出て面白いものができあがるでしょう。
今回は文章ばっかりで少し退屈な内容だったかもしれませんが、ただ何となく作るよりは、毎回設定をきちんと考えて作り続ける方が出来上がった時の達成感も違いますし、作った後に遊ぶのもより楽しくなりますよ。